第7期免許留学の早割は7月7日(月)まで。皆さまからのお申し込みをお待ちしております。

【第6期】りほ様のホンネ

CROSS TALK

【第6期】りほ様のホンネ

りほさん

第6期参加者

大西孝二

免許留学事務局

2024年2月、すでに恒例となった免許留学が開催されました。

舞台は変わらず香川県さぬき市。全国から計6名のメンバーが集まりました。免許留学ならではの、免許をとるだけではない体験をしたひとりに、現地での活動を振り返っていただきます。

今回の主役は”りほさん”。

さぬき市での滞在でどのような気づきを得たのでしょうか。

大西

簡単に自己紹介をお願いします。

りほさん

岩手県出身です。東京の大学を先日卒業し、4月から大学院生になります。

大西

「免許留学に参加しよう」と思った理由やきっかけは何でしょうか?

りほさん

偶然インスタグラムのストーリーで発見して、興味を持ったのがきっかけです。元々、地元・岩手県の自動車学校に通おうと考えていましたが、せっかく長くまとまった時間の取れる大学生活の中で、地域留学なども経験したいと考えていたこと、自分の地元以外の地方に滞在してみたいという気持ちから、関心が強くなりました。そして、先に免許留学に参加した友人の「本当に楽しかった!」という声を聞いて、参加を決めました。

大西

友人の感想も後押しになったということですね!では、実際に参加してみて1番印象に残っていることはありますか?

りほさん

シェアハウスに住んでいるお友達と一緒に、シェアキッチンを借りてお店を一日限定でやることになったことです。もともと、将来やりたいことを二人で話していた時に、「いつかお店をやってみたい」という話を聞いていたことがきっかけでした。後日、HAGI(地元のカレー屋)さんのオーナーさんとお話して、「じゃあやってみる?」とすんなり決まり、私もお手伝いをさせていただくことになりました。やりたいことを後押ししてくれる優しさと温かさが思い出に残っています。

「また帰っておいで」と言ってくれる人々に出会えたということが、本当に意味のあること

大西

初めての地域で交流した中で、印象に残っていることはありますか?

りほさん

たくさんありますが…
まずはHAGIさんです。「カレーってこんなに美味しいんだ」と思わせる美味しさのカレーとデザートに、また舌鼓を打ちたいです。お店が落ち着いた時に、なつみさんやのだかつさん(オーナーのお二人)がお話しに来てくれたり、美味しい柑橘の見極め方を教えてくれたのも思い出です。また、シェアキッチンとして利用させていただいたので、濃い時間を過ごした気がします。

そしてごんべやさん。古い日本の生活に憧憬を抱く私にとって、古道具はロマンの宝庫でした!(笑)定食も本当に美味しくて…。みんなでご飯を食べて、お茶して、古道具をじっくり見て、雑誌や本・ZINEを読み耽って。。気づいたらものすごく長居してしまうような、本当に居心地の良い場所でしたし、ついつい入り浸っちゃうと言ったら、「いくらでもいていいんだよ〜」と言われて、とても嬉しかったのを覚えています。

大西

お店の人というより、地域の人とりほさんが密接に関係を築けたことが伝わってきます。他に、自動車学校での思い出はありますか?

りほさん

特別なことというよりも、毎日の教習が思い出深いです。些細な会話も楽しくて、今日〇〇先生とこういう話をした、と家に帰って友達と話すのも面白かったです。検定コースの練習で少し長めに車道に出た日に、休憩としてコンビニでアイスを買ってもらって、嬉しくて子どもみたいに大はしゃぎしたのも思い出です(ごちそうさまでした!)

大西

感謝の気持ち執筆しながら受け取りました!免許留学を通して、自分に対して何か変化や気づきはありましたか?

りほさん

二つあります。一つ目は、「みんなでやったら大体のことは楽しい」ということです。いつもは、よく知らないことや未知のものに一人で飛び込む際には、どこか億劫になってしまうことが多いのですが、みんなでやってみたら一緒に思い出も作れるし、笑顔も生まれることが多くて、楽しいなと素直に感じられました。免許留学中だと、たとえば農業体験や、スラックラインというスポーツを体験し、どちらも初めてだったのですが、この免許留学中だからこそやってみることができたのだと思いますし、思い出深いです。

二つ目は、自分の中に「お気に入りの場所」ができたことです。在籍する大学も留学生が多く、かつ留学生寮で住み込みでボランティアをしている私は、次のような質問をよく尋ねられますーー”What is your favorite place in Japan?” 京都や鎌倉はあまりに定番の観光地すぎるし、地元はあまりに地方すぎて、いつもその質問をされるたびに悩んでいました。ですが、縁もゆかりもなかった香川県に3週間少し住んでみて、瀬戸内の海の美しさや数々の島の素晴らしさ、人の温かさに触れ、「やっと”私のお気に入りの場所”が見つかった!」と思いました。そしてそこが、自分にとって単なる観光地ではなくて、「また帰っておいで」と言ってくれる人々に出会えたということが、本当に意味のあることだと思います。

大西

ぜひお気に入りの場所としてお伝えください!ではお気に入りという言葉が出てきましたが、
香川県での生活の中でまた訪れたい、そんな思い出の場所(エピソード)はありますか?

りほさん

やっぱり、海です。晴れた日の学校帰りに、岩場に寝っ転がって、私の好きなサザンオールスターズの曲と、波の音を聴きながら、ぼーっとさざなみを眺めるのはあまりに最高すぎました。あの日常が恋しいです。

新鮮で面白い体験がたくさん待っている

大西

今後自分が住んでいる場所や、ゆかりのある場所で、何か地域に関わるアクションを起こしたいと思うことがあれば教えてください!

りほさん

東京という土地柄や、人の移り変わりの激しい大学街に住んでいることもあるのか、今の地域の人とのつながりの希少さを感じたので、自分からいろんなコミュニティにアンテナをはって行けたらなと思います。津田町に関しては、またヤドカリ制度などで戻って来たいですし、免許留学生OB・OGで集まる機会などがあればいいなと思っています。

大西

ありがとうございます。
最後に、未来の免許留学参加者へ一言お願いします!

りほさん

最後の方にはずっと、「次はいつ来よう?」という話を参加者同士でしていました。それくらい、3週間という短い間で、この街への愛着が湧きましたし、濃い時間が過ごせました。
普通に免許を取りに行くだけじゃ、なんかめんどくさいしつまらない… 昔の私のように感じている方がいたとしたら、ぜひ免許留学を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。通常の「免許合宿」という言葉からだけでは連想されないような、新鮮で面白い体験がたくさん待っていると思います!

大西

長いインタビューにお付き合いいただきありがとうございました。

執筆:さんがわ自動車学校 廣瀬健太

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